一番大事なのは最初の一歩が踏み出せるかということだ…日本の入婿となったTOMO
人生は塩味の豆乳のように飲んでみないと何の味がするのか分からないからだ。現状維持せず、海外へ飛び出してみよう!
中国語だけ話せる?それは問題ではない
27歳の時初めて台湾を離れることを決めた。
オーストラリアへワーキングホリデーに行ったことがある、軍隊で知り合った友達からワーキングホリデーに行くことをしつこく押し付けられた。しかし英語ができないから不安で、なかなか踏み出せなかった。3年後また勧めてきたとき、ふっと英語ができないから何か?と納得した。なぜなら、以前日本語がわからないまま2週間日本へ旅行に行ったことを思い出したからだ。
ワーキングホリデーは自分への挑戦である。
決意して、後を消すため上司へ辞任を申し出た。翌日上司が「行ってこい!」と言ってくれた。自分は十年前ワーキングホリデーに行かなかったことをずっと後悔している。このような後悔をわたしにもさせたくないからだと言ってくれた。当時の上司の支持にすごく感謝しているけど、本音ではもう台湾に帰らないと決めていた。
オーストラリアで今の日本人の奥さんと知り合った。当時付き合ったときお互いのビザが切れたら、各自の国へ帰ることを決めたので、二人ともこの国際恋愛はもう終わるだろうと思っていた。しかしその時彼女(今の奥さん)から;「私は台湾で生活できないから、日本に来てくれたら結婚しよう。」とこの言葉で日本語が全くわからないままに日本へ行くことを決めた。
一年くらい交際してスピード結婚してさらに日本で生活するようになったことは、当時考えもしなかったことだった。日本で生活し、仕事もできてさらに定住することができる!いっけん外から見るとすごく憧れな生活だけど、現実は一連の苦労だった。日本に来たばっかりの時、言葉が通じなくて、カルチャーショックなことがいっぱいだった!壁にぶつかるばかりな毎日なので、この環境をどう改善すればいいのかを一生懸命に考えていた。
今すぐ日本語が上達できないのであれば、人脈を広げながら、勉強してチャンスを探すこと考え始めた!日本人主催の起業家になるためのイベントや講演会に参加しながら、カタコトの日本語で日本人と交流しさらにメールでもやり取りをしていた!自分がもっと日本の社会になじんでいくためだった。同時に、もし日本にいる台湾の人々が自らの経験を伝えたら、少しでも日本に来ようと思っている人のためになるのではないかとも考えていた!
そう思った時、インターネットを使って「日本生活仕事経験」のコミュニティを立ち上げ、これを通じてたくさんの人と知り合った。さらに、様々なコラボレーションのチャンスを得て1番苦しかった時期を乗り越えた。
その後、パートの仕事を転々としたら、不動産屋でマーケティング担当の正社員の仕事を見つけたが、会社が法律違反していることに気づいたため直ぐに辞めてしまった。日本に来てもうすぐ3年となって、段々転職のコツや考え方が分かってきた。WANTEDLY求人サイトを通して大手マーケティング広告会社の内定を得た。今は日本のベンチャー企業でcoo/cmoになるチャンスも得た。
夢の延長戦は事業を立ち上げること
もうすぐ次の正社員の仕事が決まるが、事業を立ち上げる夢も持っている。
仕事が上手くいかなかった時期、東京の下町に行くのが好きだった。きっかけは待ち合わせのために、初めて日暮里駅で降りたことだ。しかし予定時間より早く着いたため、駅付近をブラブラしていた時だった。谷中銀座という昭和感がある下町を見つけた。時間をかけて歩き回ったら、下町に特有なクラシック感と現代感が混在している感じが好きになった。
当時このような感動と雰囲気を他の人にも共有してもらいたいため、Yenwayを作った。全てゼロから始まった、初めてのクライアントは今でも忘れられない、彼は香港から来た男の子だった。当日は雨が降っていた寒い日で、途中で諦めるのを心配していたから、手袋やカッパを用意した。大雨の中で最後まで走り切ったから、暖かいコーヒーもかってあげた。あまり儲けられなかったが、この達成感がずっと自分の中に残っている。いつかこれを通じて、自分の事業に繋げていきたい。
今の生活を変えたいのに、足を止めている人へ
鈴木一朗さんのある名言が好きだ:「少しずつ前に進んでいるという感覚は、人間としてすごく大事。」
台湾の人が日本に来て1番困っていることは日本語だけだと思っている。元々言語力は他のアジア国に負けないのに、日本語力が高いひとだけ、日本で生き残れることは無い!海外での生活は困難ではない、言語力が高くなくても関係ない!
この3つの原則をずっと心掛けている「自分をマーケティング、人脈を握る、チャンス作り」こうしたら、あなたも自分の世界を作れる。中国語や英語の外国語能力の強みを生かした上で、日本語能力を足す。こうしたら、日本を制覇するのは近々なことになるだろう!最後に日本で、実力を高めて、たくさんの経験を積んだら他の人にもシェアして欲しい。
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以下は個人的な転職のコツ
履歴書について:
- 手書きとメール両方やるのがおすすめ、多くの競争者の中から人事の人に2回見られる機会があるからだ
- 職務経歴は、応募する仕事と関係ないことは書かないことと、短すぎた職務経歴も書かないことだ
面接について:
- 1番重要なこと:自己紹介>志望動機>将来のキャリアプラン
- 自己紹介:自分の長所と短所を強く伝えること
- 志望動機:以前やった仕事と応募職の共通点を話すと会社にどう貢献できるか
- 将来のキャリアプラン:具体的な数字にする、例えば:海外営業を担当にている、会社にどのくらいの客の量を取れるか。将来のキャリアプランなので、遠慮なく自分の野心を話した方がいい
- 面接官は必ず「どうやってやるか」「どうして出来ると思いますか」と聞いてくるから、この時は昔の経験を例にして、成績を証明すればいいのだ
オリジナル記事(2018年9月10日):https://www.worklifeinjapan.net/2018/09/重要的只是有沒有踏出第一步的決心-一不小心入贅.html
Rita
・現任線上日語教師
・Instagram: rita_nihongo
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